選べなかった未来、選ばなかった未来はない。

『ジャニーズJr.8・8祭り〜東京ドームから始まる〜』公演で感じたあれこれの個人的な備忘録






2019年8月8日。私の寺西くん名義は残念ながらドームに席はご用意してくれず…ご縁あって関西Jr.ファンに譲っていただき期待と不安と色んな思いをもって久しぶりに寺西くんのキラキラアイドル現場東京ドームへ。



始まって改めて実感する【ユニット】時代。



しばらく出番が無くて『NOT ENOUGH』のJr.マンションを見て初年度のJW思い出してテンション上がった時、ようやく暗闇の中でスタンバイする寺西くんを見つけて石垣くんのピアノから『君と…Milky Way』のイントロが流れて白タキ着てリフターに乗ってる姿がとってもかっこ良くて泣きそうになった。(ありがたい事に前半で一番の盛り上がり!?なんて記事を見かけて嬉しかったー!)


その後の出番も無所属以上ユニット未満な絶妙な立ち位置で【俳優枠】ってこういう事なんだって妙に納得してMCでのあれこれも目の前で繰り広げられてるのに全然現実味が無くて如恵留の涙を見てやっと「あぁ凄い瞬間に立ち会ってしまった」と漠然と思った。


それでも寺西くんが歌ったり踊ったり仲間と楽しそうにしてる所とかファンサする時の優しい笑顔とか本当に久しぶりのコンサート中の姿を見る事が出来て嬉しい気分で終演。


公演後に友達と合流してデビューのお祝いしてわいわい楽しく打上げしてお開きになった後ふと「久しぶりの寺西くんのアイドル姿を見られて楽しくて嬉しかったのにもやっとしてるのはなんでだろ?」ってなって、でもこれといった答えも無くて【てらにっし】も更新無いしTwitterとかはてブロ見て色んな人の想いを読んで自分なりにぼんやり考えてた。



そんな時にあの宇宙Sixの『結成1000日目』ISLAND TVがアップされて色んなヲタクの反応も知ってなんだかあれこれ想いが溢れてたまらなかった。



(秘かにドーム公演後の【てらにっし】がどんな内容になるのか少し気になってて、でも8/11更新はそんな事が取り越し苦労な内容で「寺西くんからの言葉の力って凄い」って再認識した。)


そして野澤くんファンのブログを読んで私も何か残そうと思った。






思い起こせば私が初めて寺西くんを見たのは2012年4月27日のキスマイ4クリエ昼公演。

あの日「めちゃくちゃ踊りが好みで気になる!!」存在のJr.を見つけて終演後必死にレポを探して【寺西拓人】という名前を知った。

寺西くんの事を知りたくて過去の映像とか雑誌とか探したけど驚く程なーーんにもわからなくて無所担のTwitterとかブログでようやくプロフとかミントツアーで初めてツアーメインバックに選抜された事とか寺西くんを知るには現場に行くしかないんだって事を悟った。(今思えばツアーメインバックはかなりの大抜擢でここから寺西くんのLegend Storyが始まったと思うけど長くなるのでまたいつか)


そこからは転がり落ちるようにあっという間に寺西くんのファンになった。


初めて声を聞くまで約一年かかった事。
久しぶりの少クラ出演『Teleportation』で爪痕残した事。
高校3年生いつお別れが来ても後悔しない覚悟をした事。
初めて雑誌に載った事。
初めてドラマ出演が決まった事。
「てらにしたち」って呼ばれた夏があった事。
初めて大きな怪我して不在の現場があった事。
初外部出演舞台がもろたんと一緒でとっても嬉しかった事。
雑誌のインタビューで「芸能の世界で生きていく」と教えてくれた事。
【SHOCK】に出演が決まった事。
たくさんの仲間がユニットを組んだり事務所を去っていった事。
初主演舞台【マラソン】が決まった事。


これまでのエピソードを上げればキリがないし、たくさんたくさん嬉しい楽しい出来事と切ない辛い出来事があった。


それでも今日まで応援してこられたのはコンサートや舞台での立ち居振る舞いとか折りにふれて雑誌のインタビューで飾らない寺西くんの言葉を伝えてくれてたからなのかな。


私的に元々Jr.は個人戦だと思ってたしユニット所属Jr.のファンになった事も無いし寺西くんを知った頃は固定のシンメもいなかったし【総無所時代】感覚でユニットへのこだわりもなかったから無所属Jr.をまるっと愛でてた。
その中からバカレアとかセクボとか少しずつユニットが出来はじめたけどそれでも無所属くん達の活躍する現場が色々あったから特に気にする事もなく過ごしてた時にコーラ事件が起きて一気に無所属くん達が減ってドキッとした事もあった。


なんだかんだ波乱もあったけど順調に先輩のツアーバックに選抜される事が増えて現場毎に着々とファンも増えていって「てらにしたち」って呼ばれたりなんかしてなんとなく無所属Jr.の中に固定の「いつめん」が出来て「いずれユニット的な何かになるのかなぁ…」なんて漠然と考えたりもしてた。



2016年11月11日。
寺西くんの初外部出演舞台初日。
宇宙Sixの結成記念日。



『クロスハート(Live ver.)』初日公演をEXシアターで見て友達と外で合流して感想を話そうとした時、まわりから「They武道にコタはらめぐが加わって宇宙Sixだって」的な会話が聞こえて「はらめぐがユニットに加入するならまた寺西くんは個人戦になるんだね」なんて話した気がする。





寺西くんは今日までユニットに属さないで個人で活動する道を進んでいる。





もしかしたら何度かチャンスというかお声がかかった事があったんじゃないかなと思う。
あの日、あの時、たらればをあげればきりがない。
「てらにしたち」って呼ばれた無所6はとても良いバランスだった。
らぶが出来て宇宙Sixが出来て「もうあの6人の括りを見る事は無いのかな」って少し寂しかったけど「悔しい」とか「悲しい」とかそんな負の感情は無かった。

それはきっといつだって寺西くんがファンに向けて最高の【寺西拓人】を見せてくれて、こちらの期待値に最大限応えようとしてくれてるのが伝わってくるから。
(ファンが想像する以上にしんどい事、悔しい事、上手くいかなかった事があるんだろうけど)

初めての外部舞台『クロスハート』千穐楽カテコのご挨拶でやりきった表情して客席見て感極まってそっと後ろを向いて目元を拭った姿を見た時に「本当はコンサートバックとかキラキラアイドル現場も見てたいけど!これが寺西くんが選んだ道だし信じて応援して行こう!」って秘かに決意した。

「ユニットに属さない」っていう選択を強みにしてる寺西くんにもっともっと飛躍して新たな景色を開拓していって欲しいと思えばネガティブな感情はあまり無くなった。

初主演舞台『マラソン千穐楽ご挨拶で「公演中貰った手紙にたくさん「素敵な作品に出会わせてくれてありがとう」って書いてあったけどそれは逆で、ファンの皆がいたから僕はこの作品に出会わせてもらえました。ありがとうございます」って言った時、寺西くんのファンで幸せだと実感した。
その後スタオベの観客席見渡して「この景色一生忘れないんだろうな」って言った表情見て涙腺崩壊した。

あの日『マラソン千穐楽で寺西くんとファンの程良い距離感ができたなと思った。





そして8/8のJr.祭。Jr.総出演だけあって一度にたくさんのユニットが見られて素直に楽しいし嬉しかった。
ステージ上の寺西くんも久しぶりのコンサートで楽しそうに歌って踊って笑ってた。
もちろん寺西くんのファンとしては「もっと出番あれば嬉しかったなぁ」とか「舞台のお知らせ聞きたかったなぁ」とか「ダブルアンコール前の紹介にいて欲しかったなー」とか思う所はあるけど「メインイベントはあのMCだったんだ」って理解すれば納得できた。




Jr.祭の後、中々更新されなかった【てらにっし】




MC後の如恵留の涙とか『結成1000日目』のISLAND TVとか
色んなヲタクの反応を目の当たりにして、無いとは思うけど寺西くんから「ユニットに属さなかった事」を少しでも後悔する言葉があったら悲しいなぁって、どんな内容で更新されるのか期待と不安でぐるぐるもやもやしてた。



そんな私の不安はどこ吹く風で8/11更新の【てらにっし】は久しぶりのドーム公演を楽しんだ事と嬉しいお知らせがたくさんあった事、これからもJr.の応援よろしくね!ってステージ上で見た寺西くんまんまの言葉だった。
変に勘ぐって緊張してた自分がファンとしてまだまだだなぁって笑ってしまった。
(本当のところなんてきっと知る由もないだろうけど)



寺西くんはその名前の通り自分の進む道を切り拓いていく人だ。



ファンとして「その先の景色の素晴らしさに期待して重荷を背負わせてしまってるんじゃないか」なんて思っていると想像を軽々と超えて素敵な景色を見せてくれる。
これからもたくさんの色んな新しい景色を見せて欲しい。







だって未来は何一つ決まってない。










想いを言葉にするって難しい。